拓和のウェブサイトにようこそ。
いま、世の中では政治・経済・社会・文化・気候など、私たちを取り巻くあらゆる場面で構造的な変化が起こっており、その影響で古いシステムが行き詰まり、機能不全に陥っています。
その結果、戦争、テロ、感染症、貧困、教育、資源、技術等々にまつわる社会問題が地球規模で生じています。これらはすべて私たち人間の利己的な考え方から生じたものと言ってよいと思います。「利己的な考え方」とは、「自分さえ良ければ他人のことはどうでもいい」というものです。
これは今に始まったことではありません。歴史を振り返ると、今までの社会はほとんどみな「自分さえよければ良い」という利己的な人々によって形成され、構築されてきたと言えます。ですから今、世の中には総じて「利己的な考え方」がまん延している状態です。まん延し、じわじわと浸透し続けた結果、いまや世の中という受け皿はいっぱいになりつつあり、限界水位に近づいているのです。
拓和は、自然災害の頻発・多発国である日本で半世紀以上、水位計という「川の水面の高さを測るセンサー」を主とする災害対策センサーを専門に作り続けているメーカーです。当社は、2025年に創業60年を迎えます。
私たちは、全国の河川や土砂災害の現場に水位計をはじめとする各種センサーを設置し、我が国の治水・防災事業に貢献してきました。私たちには、これまでのおよそ60年間の間に得た知識と、研さんを重ねた技術により、災害頻発国である日本の防災・減災システムを幾つも具現化し、最前線で国土を守ってきた実績があります。
例えば国内の河川に設置されている拓和の水位計シェアは、今や60%以上にのぼります。この実績をもって、私たち拓和は、創業60年を前に、グローバルな市場に本格参入することを決めました。
新たな市場で拓和が目指すもの。それは「人と水が一緒に暮らす世界」です。ではなぜ私たち拓和がそのような考えに至ったのか。
人類は発祥以来、水を求め、水に寄り添いながら進化を続けてきました。古代より人類の生活は常に水とともにあったと言ってよいでしょう。悠久の営みの中で、人類はいつも「水を知ること」に努め、水との適切な向き合い方を見つけ、良好な関係を築いて上手につき合ってきたのです。
いつも身近にあった水との関係に慣れてしまった人類は、いつしか「水とつき合う」ことを忘れ、「水を制する」ような態度に変質してしまいました。限られた水資源の確保が世界中で争いごとの原因となり、地球環境を破壊し続け、ついに人類は自らの手で、自分自身の生存を脅かす状況をつくり出してしまいました。
人類がこれからもこの美しい地球で暮らし続けていくためには、かつての古代の人類がそうであったように、もう一度水との共生を取り戻さなくてはいけません。
ところで、人体は半分以上が水で成り立っています。そういう意味ではすでに人と水は共生しているのかも知れません。
それでは今、私たちの体の外側では何が起きているのか。水を生活環境の中に取り込み、循環させることが地球規模で困難な状況になっているのです。拓和は「水が生活圏から追い出されている、世界中で水が足りない」という今の危機的状況を解決したい。
なぜなら体のほとんどが水でできている私たちは、地表面の70%が水に覆われている“水の惑星”地球にそれこそ「他人とは思えない」シンパシーを感じるから。他ならぬ大切な存在である地球を救い、水と共に地球でこれからも生きていきたいから。
拓和が今持っている技術、これまでに培ってきた数々のノウハウのストック、そして鍛え抜かれた発想力から生まれる拓和ならではのユニークなアイデア、これらを総動員し、総力戦で立ち向かっていけば、いま直面している社会的な課題を解決できる余地は必ずあるはず。
拓和なら、私たちの体内で円滑に成り立っている水が循環する共生システムを、体の外側の世界にも実装できる。確信と勇気を胸に、満を持して拓和は始動します。
人と水が共に生きていける世界を創る企業、それが拓和です。
社名 | 株式会社 拓和(たくわ) |
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事業内容 | 水位観測、ダム・堰の管理、土砂災害・道路災害の防止に寄与する計測装置並びに計測システムの設計・開発・製造および保守サービス |
設立 | 1965年(昭和40年)3月26日 |
代表者 | 代表取締役社長 奥田 慎二 |
資本金 | 1億円 |
売上高 | 41億円(2024年5月期) |
従業員数 | 163人(2024年6月1日現在) |
拠点数 | 11(営業拠点10、生産拠点1) |
適格請求書発行事業者登録番号 | T7010001022589 |
決算期 | 5月31日 |
本社所在地 | 〒101-0047 東京都千代田区内神田1丁目4番15号 |
取締役 | 取締役会長 奥田満紀子 代表取締役社長 奥田慎二 社外取締役 佐藤昌弘 |
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監査役 | 監査役 小池晶子 社外監査役 關智一 |
執行役員 | 執行役員 CTO 新技術開発センター長 小池秀之 執行役員 総務部長 小花保則 |
本社
〒101-0047 東京都千代田区内神田1丁目4番15号
TEL:03-3291-5870(代表) FAX:03-3291-5802
TEL:03-3291-5873 FAX:03-3291-5226
TEL:03-3291-5873 FAX:03-3291-5226
TEL:03-3291-5872 FAX:03-3291-5802
新技術開発センター
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