小型水位観測ブイは、地震や集中豪雨等により河道がせき止められて生じる「河道閉塞」へのアクセス道路が寸断された場合でも、ドローンで運搬・設置し、河道閉塞の水位を測ることが可能な水位計です。
本機器は、衛星または携帯通信装置を搭載したブイ部と、ブイを係留するアンカーおよび水中通信機能付圧力センサーを実装したケージ部で構成されています。圧力センサーにより水圧を測定するとともに、水面に浮いたブイ部から観測データ(時刻、位置、水圧(水位に変換)、気圧、電源電圧データ)をイリジウム衛星または携帯通信を利用して、ユーザーのパソコンにメール形式で設定時間毎に送信し、受信ソフトを使用して水位などの観測データを監視します(受信ソフトのインストールについては、システム管理者の許可が必要となる場合があります)。
国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 関西支所の主任研究員多田泰之様の研究『地下流水音探査法』を測定原理とする拓和との共同研究開発製品です。
地中を流れる地下水の音を聴くことにより、今までは発見できなかった水みち※の場所を簡単に検出できます。
地中には、地下水が流れる音、砂礫の摩擦音、昆虫の活動音など様々な音が存在しています。本製品は、ノイズカットフィルターと音量調節によって地中の様々なノイズを軽減し、地下流水音のみを取り出すことができます。
地下流水音は水みちの近くで最も大きく聴こえる性質を利用し、水みちの場所を特定します。地下水が流れている場所の特定が問題解決のカギとなる様なケースへの応用が期待できます。
ピックアップセンサーで検出した音源は、無線でタブレットPCに伝送・信号処理され、音声や液晶表示により、音の強弱を聴覚・視覚的に判断できるようになります。
タブレット上では、観測地点における音源の強弱の代表値を演算表示する他に、リアルタイムFFT処理による周波数特性の表示や、測定ポイントの地図表示もできます。
地中には砂礫の摩擦音や昆虫の活動音など様々な音が存在しています。本製品は地中の様々なノイズを軽減し、地下流水音のみを取り出すことができます。
地下流水音は水みちの近くで最大となるため、今までは見つけることのできなかった水みちの場所を特定することが可能です。そのため、地下水の流れている場所の特定が問題解決のカギとなる様なケースへの応用が期待できます。
レーザー走査式センサーと放射温度計を組み合わせ、路面高・反射光量・路面温度を計測することで、路面状況(凍結/積雪/湿潤/乾燥/シャーベット)を判断します。豪雪地帯での道路路面状態管理やタイムリーな除雪活動支援に最適です。
カタログを見るレーザー積雪深計は、自然に降り積もり、地面を覆った「雪の深さ(積雪深)」を測定する装置です。
積雪深のデータは、気象庁・国土交通省・地方自治体などが、全国に観測所を設け、雪害対策や除雪計画などに活用しています。
地上から約4~8.5mの高さにセンサーを設置し、センサーから斜め下の積雪面に赤外線レーザーを照射します。積雪面に当たり反射したレーザー光をセンサーで受光するまでの往復時間を距離に換算し、積雪深を測定します。
従来の超音波式センサーでは、超音波が気温や風の影響を受けてしまいますが、レーザーはこれらの影響を受けないため、安定した計測ができます。
川底に溜まった土砂量(堆砂量)を観測する直接観測式のセンサーです。河床の堆積物と河川水の導電率をもとに、堆砂量を計測します。測定データはセンサー専用信号にて出力されます。
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